葬儀に参列するということであれば、香典というものは外せない部分です。しっかりと考慮してお金を包むということが大事になります。基本的には奇数の金額を入れるということがマナーとなっているので奇数の金額を包む人が多いです。
さらに多くのお金を包んではいけないという決まりもあります。結婚式などとは違いお祝いごとでは無いので奇数で少ない金額を包むということが基本としてあります。香典には縁起を担ぐという考え方があります。これは他の冠婚葬祭でも見られるものですし、とても大切なマナーとされています。
お金を包むことでどんな人が参列してくれたのかということなども遺族には分かります。生前の感謝を伝えるという意味でもこうしたお金はとても重要な役割をしています。お葬式は様々な費用も必要になるのでその費用負担を少しでも軽減させるという意味などもあります。
お金を包むときの袋として、縁起がよさそうなのは紅白などです。さらに金色、そのほかの色が使われることもあります。一方、葬儀の時には白と黒のタイプが使われることが多くなります。それ以外のものもあるので、利用してよいか悩むことがあるでしょう。
香典袋の水引にはいくつかの種類があります。色としては、白と黒のタイプ、白と黄色のタイプがあります。白と黄色は使うけども、法事のときなどに使うといわれることがあります。葬儀に使うのは良くないか知っておいた方が良いでしょう。
関西地域の場合、白と黄色のタイプを使うことがあります。関西でも、兵庫県、滋賀県などではあまり使わないとされています。大阪、京都、奈良、和歌山の一部で使われるとされています。それらの地域であれば問題ありませんが、他の地域の場合は白と黒のものを使う方が無難になるでしょう。